仙台のぞみ教会
いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。
その中ですぐれているのは愛です。
はじめての礼拝(番外編)
それでも「なかなか教会には入りずらい」と言う方に、「こんな方法もありますよ」という提案です。
ただし、このスケジュールは仙台のぞみ教会の場合だけで、ほかのプロテスタントの教会でも同じような会を開いていますが、日時が異なる場合があります。その場合は、その教会に問い合わせてください。
祈祷会(毎週水曜日の夜7:30~)
「日曜日の午前中に家族を置いて一人で出かけるのは…」とか「夕方でないと時間の都合があって…」とかいう初心者の方は、まずは水曜日の夜に開かれる祈祷会(讃美歌を歌ってお祈りをする会)に参加してはいかがでしょうか。ほんの少人数で開催されますし、祈祷会が終わった後は、お茶を飲みながら牧師先生とゆっくりお話しすることもできます。祈るだけではなく、聖書の学びやキリスト教に関する質問もできます。
来られる前に、お電話をいただければ幸いです。
聖書の学び(毎週木曜日の朝10:30~)
「私、キリスト教のこと、よくわからないのだけど」と言う初心者の方向けに、木曜日の午前中は初心者からよくわかる聖書の学びをやっています。聖書を読むだけでなく「キリスト教のこんな点がわけがわからない」という素朴な疑問に対しても、牧師先生が一生懸命答えてくださいます。
「自分は聖書について勉強したいだけだ」という方も、ぜひともいらしてください。みなさんを信仰に導く主体は、牧師先生ではなく神様ですから、教会に来たからと言って信仰を強要することはありません。
クリスマス(クリスマス礼拝、燭火礼拝)
クリスマスこそ、初心者が世間様に遠慮なく教会に行くことのできるチャンスです。仙台のぞみ教会では、クリスマス直前の日曜日の礼拝を「クリスマス礼拝」として礼拝後に「クリスマス祝会」というお昼のパーティもやっています。美味しい食事を食べながらクリスマスの歌を歌ったり、クリスマスにちなんだクイズで楽しんだりしています。
12月24日の夜7時からは「燭火礼拝(キャンドルサービス)」と言って、写真のようにろうそくをともしながら讃美をしたりします。厳かな雰囲気の中で「本当のクリスマス」を過ごしてみませんか。
ちなみにクリスマスイブと言うのは12月24日の日没からです。古代イスラエルの一日の数え方では、「日没から次の日没までを一日」と数えていました。つまり、クリスマスイブと言うのは「12月25日(クリスマス)がはじまる夕べ(イブ)」と言う意味で、世間で考えられているような「クリスマスの前日」ではないのです。だから、この「燭火礼拝」は「クリスマスの一日がはじまる夕べをお祝いしましょう」というタイミングなのです。
学校の長期休み
これは、逆にクリスチャンの方が「えっ?」と思ったのではないでしょうか。実はミッションスクールでは「長期休みの間に一度は教会に行って礼拝に出席しましょう」という宿題を出している学校が多いのです。つまり、この時期は「初心者が自分ひとりだけ」という確率が下がり、ミッションスクールに行っている高校生や大学生の方と一緒に礼拝に出席できる可能性が高いのです。教会に行くハードルが下がりますよね。
Q&Aのつづき
Q9:私の家、仏教だけど、教会に行っていいの?
A9:大丈夫です。クリスチャンになる前の日本人は、かなりの確率で仏教徒のままで教会に行っているはずです。他の教会の話ですが、お寺の息子さんが教会に行って、クリスチャンになり、牧師になったという事例もあります。
Q10:教会に行ったら「きゅーどーしゃ」って呼ばれたんだけど、何?
A10:漢字で書くと「求道者」で、本来は「クリスチャンになりたいと願っている人」の意味です。「私は聖書にちょっと興味があっただけで、別に信徒になりたいなんて願ってないんですけど」と言う方もいらっしゃると思いますが、一応、信者でない人はみんな「求道者の方」って言われます。(→「はじめての教会用語辞典」の「きゅうどうしゃ」の項目を参照)
Q11:教会って、他にもむつかしい言葉が多いよね?
A11:はい、そう思います。日曜日の礼拝に関わる言葉については→「はじめての礼拝(礼拝編)」に任せるとして、いくつかか解説してみましょう。
旧約・新約→昔ある作家さんが「どうせ買うなら新しい『訳』の方がいいだろう」と新約聖書だけを買ったという笑えない話がありましたが、「新『訳』」ではなく、「新しい『約束』」です。教会にある分厚い聖書は「旧約聖書」と「新約聖書」が一緒になっていて、しかもそれぞれが1ページから番号が振られています。ですから、司会者が「新約聖書のマタイの福音書1ページの…」といったら、分厚い聖書の3分の2を占める旧約聖書の後に続くか所ですから、後ろから3分の1ぐらいの所に1ページがあります。
牧師・神父・司祭→ややこしいですよね。「司祭」と言うのはカトリック教会(正教会、東方教会)の役職の一つです。「部長」とか「課長」と言うのと同じですね。そして「神父」というのは、それらの教会で使う敬称で「山田神父」のように使います。プロテスタントは役割り(万人司祭の観点から…というのは略して)が「牧師」で敬称は「先生」です。仙台のぞみ教会の場合は、「牧師の秋山先生」という訳です。さらに「聖公会(アングリカン)」というカトリックとプロテスタントの中間のような教会は、職階が「司祭」で敬称が「先生」です。ややこしい!
奉仕→神様や人びとのために働くことです。一般的な意味で使われます。でも「礼拝のご奉仕」と言う話なら、牧師先生なら説教をすること、受付のひとなら受付をすることなど、礼拝の役割分担の話をしていると思ってください。
Q12:Q11でもあったけど、キリスト教会っていろいろ分裂していて仲が悪いの?
A11:そんなことはありません。例えば仙台では→「仙台圏宣教協力会」というのを作って、カトリックもプロテスタントも一緒に活動するイベントがたくさんあります。ただ、できた経緯ややり方の違いで、いくつかの別のグループに所属しているだけです。仙台のぞみ教会は、→日本同盟基督教団と言うプロテスタントのグループに所属していて、お互いを宣教の面でも経済的にも支えあっています。他の教会も同様ではないでしょうか。
ただ困ったことに、「キリスト教の教会」と名乗りながらイエス・キリストを信じなかったり、信者にいろんなことを強制する「教会」もあります。「この教会が家から近いのだけど、行ってみて大丈夫か?」とご心配なら、うちの牧師先生にこっそり聞いてください。まともな教会どおしなら「同業他社」ではなく、みんなひとつの神様につながっています。私たちは神様につながってくださるなら、うちではなく近くの教会に行っていただいても、とても喜ばしいことだと思っています。
「じゃあ、仙台のぞみ教会は大丈夫か?」ですって?うちは大丈夫です。自分で言うのですから間違いありません。