初秋風景
紅葉というにはまだ早いのですが、木々の葉に黄色が混じるようになってきました。気温が一気に下がって仙台の最高気温は17度です。二三日前までは暑い暑いといっていたのですから、この急激な変化には体ばかりでなく、頭もついていけない感じです。
散歩で出かけた自然公園の端で、宮城野萩の枝が力なく垂れていました。小さいながら高貴な色をした花びらは、先端から枯れはじめています。広場は芋煮をするグループで賑わっていました。芋煮は、鍋に入れる材料だけでなく、秋の空と水辺が揃うことが大切な要素となります。ここは通い慣れた家からの散歩のコースです。でも今はこの広場に一緒に足を運
んだ愛犬がいないことが痛く思い出されます。ひと月程前に病死したからです。気分転換の
つもりの散歩が、曇り空と相まって一層メランコリックな気分にさせられます。
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パリオリンピックが始まりました。出場するアスリートは、どれだけ多くの練習を積んだことか。メダルを獲得するとか、入賞することの栄誉もあるでしょうが、そのための努力にはただただ頭が下がるばかりです。 自分の人生を振り返ってみると、スポーツと呼ぶにはレベルが遠く及ばないにしても、...
教会のツツジが咲いています。この淡いピンクの花は、一緒に植えてある杉科の植物にとても映えるのです。手入れさえ良ければ生垣をもっと美しく整えることができるのでしょう。でも残念なことに、所々、昨年の夏にチェーンソーを入れたときの残骸を痛々しく晒しています。既に杉科の植物の何本か...